雪かき道場ってどんなところ?
雪かき道場は正式には、「越後雪かき道場」と言い、雪国の安全(Snow-Safety)と豪雪時の除雪ボランティア(Snow-Rescue)を考え、実践する有志の団体です。
事務局をNPO中越防災フロンティアにおいているのですが、本会は純粋な民間の任意のボランテイア団体です。
越後雪かき道場の目的は、豪雪に備えての、除雪作業の安全教育や技能向上を目指す実践講習会の企画・運営や、長年培ってきた伝統技能の伝承テキスト(指南書)の編集・発行も行っています。
雪かき道場のポリシー
雪かき道場のポリシーとして、「雪かき」と言うと、除雪作業の単純肉体労働だと思われがちですが、同じ積雪でも新雪や圧雪、ザラメ雪など色々タイプがあり、それぞれ性質も違います。
それを上手に雪かきするには、独自の技術が必要です。
それは地元の人々が長い間の経験から、雪国に住む間に身につけた独自の技術です。
この雪国で生きるために必要な技術を修得していただけるのが、越後流「雪かき道場」です。
「雪かき道場」では、単に「雪かき」の効率的技術を覚えるのが目的ではありません雪国の山村には、今の日本で忘れ去られようとしている人と人とのつながり、温かさ、そんな文化が生きています。
仕事で気に入らない事を言われたとかで、無差別な殺人が起こる現代。
「雪かき道場」では「雪かき」という村の人との共通体験を通して、忘れかけてた人との助け合いの気持ち。
筋肉痛やけがに止めたいと思った仕事の後に味わえる、達成感と喜び。
そんな大事なものも会得してもらいます。
今年1月には、山古志村でこのイベントを行いました。
雪かき道場のコース
「雪かき道場」のコースは全3コース有ります。
1)初級コース雪かきの基礎を学ぶコースです。
「雪かき道指南書」に基づき、講義一時間と実習受講五時間を受講します。
カンジキの履き方、スコップやスノーダンプの使い方等雪かきの道具操作の基本を学習します。
2)中級コース初級コースを修了した方を対象とし、主に危険が大きい、屋根の除雪に関する方法を学びます。
二時間の安全講習、六時間の実地講習を受講します。
屋根に登るのに、安全にハシゴをかけること、屋根の雪を安全かつ効率的に除雪する技術の習得が目的です。
3)上級コース効率よく大量の雪を広範囲に渡り処理ができるよう、小形除雪機械とホイールローダ(3t以下)の機械操作技術を学びます。
これは労働安全衛生法(第59号) にもとづく「小型車両建設機械(整地等) 運転業務」を含む、特別教育(内実技13 時間)を含みますので、この上級コース受講により修了証の授与が行われます。